北中米W杯で韓国代表のグループリーグ敗退が決まると、李在明大統領が自身のXで「予想外の結果に戸惑いを越えて呆然とする思い」と投稿し、「能力より身内を重視して無能な人物を指揮官に選べば結果は火を見るより明らか」と異例の厳しい表現で韓国サッカー協会を批判した。国家元首が代表監督の人選にまで踏み込んで言及したことで韓国内でも賛否が広がっている。なぜ李大統領はここまで踏み込んだのか。その背景にはかつてKリーグクラブのオーナーを務めるなど、スポーツとの密接な関係が見えてくる。李在明(略)大統領は歴代大統領のうちスポーツと最も関係が深い人物(略)プロサッカーKリーグ球団主として活動出典:中央日報 2026/6/5(金)城南FCのオーナーを務めていた2014年には公の場で会見を開き、自分たちのチームに不可解な判定が多すぎると主張
出典:金明昱 2025/6/4(水)洪明甫監督や協会を痛烈批判。「国民を虚脱させた今回のW杯本大会進出の失敗は、組織と人事の失敗によるものと考えられます。
出典:日刊スポーツ 2026/6/28(日)이재명@Jaemyung_Lee 李在明大統領の発言は、単なる敗戦への感情論だけではない。背景には、自身が城南FCの球団オーナーを務めた経験があることが大きい。市長時代にはクラブ運営に深く関わり、不可解な判定を巡って自ら記者会見を開いたほか、クラブハウス整備も主導するなど、韓国歴代大統領の中でも珍しい「現場を知る政治家」として知られてきた。 今回の投稿で繰り返した「人事が万事」という表現は、韓国では「組織の成否は人選で決まる」という意味で広く使われる言葉だ。つまり李大統領は、代表の敗退を一監督の采配ではなく、監督選任を含めた組織全体の責任として捉えたのである。 就任後には2036年夏季五輪招致やeスポーツ振興などスポーツ政策にも積極姿勢を示しており、「体育行政改革」を掲げている。その流れの中で今回の敗退を改革の必要性と結び付けた側面もあるだろう。 一方で、一国の大統領が現職監督を「無能」とまで表現したことには韓国内でも「政治介入ではないか」との批判も出ている。サッカーへの関心が強い大統領であるがゆえの発言。しかし、その影響力の大きさゆえに議論を呼ぶ異例のメッセージとなった。
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