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最新ニュース 国際 7月 10, 2026 読了 2分

ウクライナ ドローン攻勢なぜ戦果

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ウクライナが、長距離ドローンによるロシアへの攻撃で、大きな戦果を挙げている。ロシア本土の各地に所在する製油所や石油貯蔵施設に深刻な損害を与えている。また、ロシアが支配するクリミアへの物流・兵站を叩き、現地の社会・経済活動を麻痺させている。ウクライナがこのように短期間でドローンの開発・量産で目覚ましい成果を挙げる上で、大きかった要因は、もともと当国には航空・宇宙産業の基盤があったことである。ただ、同時に見逃せないのは、ロシアによる軍事侵攻という非常事態に直面し、ウクライナの航空産業が革新を遂げたことである。ウクライナは、製油所や港湾インフラ、軍事産業、さらに防空システムそのものを標的とする長距離ドローン部隊を増強

出典:ダイヤモンド・オンライン 2026/6/26(金)ウクライナの攻撃を受け、クリミアでは都市部が停電に見舞われた

出典:BBCニュース 2026/6/25(木)ウクライナには、大型輸送機で有名なアントノフ、ヘリコプター等航空機エンジンで知られるモトルシチ(冒頭画像参照)、そのモトルシチと協力関係にあったイウチェンコ・プログレス設計局、ICBMを生産したピウデンマシなど、ソ連時代以来の航空・宇宙企業が存在する。設計者、空力技術者、エンジン技術者、制御工学の専門家などの層が厚く、こうした人材が現在の防衛産業に流入しており、ドローン開発・生産を支えている。しかし、今日のウクライナにおけるドローン・ルネサンスは、アントノフのようなソ連型巨大企業が復活するという形ではない。小規模な民間企業、ソフトウェア企業、電子工作コミュニティ、スタートアップ、軍と直結した開発チームが、連携を取りながら開発を進めている。戦争の中で生まれたスタートアップ文化とIT技術との融合が進展しているのだ。開発スピードが速く、戦場での実戦からのフィードバックも迅速だ。また、今日のウクライナの防衛企業は、生産拠点を複数に分散し、地下施設を活用し、小規模工房化し、工程ごとに分業するなど、ネットワーク型の形態をとっている。ロシアがウクライナのドローン生産拠点を爆撃しようにも、難しいのだ。

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