
6/28(日) 12:00配信温泉施設下流の水中を捜索する県警の捜査員=2026年6月28日午前10時49分、鹿児島県霧島市隼人町、大村久撮影 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川の温泉施設で5歳の男児が行方不明になってから、28日で1週間となる。県警は、施設の近くを流れる天降(あもり)川に男児が転落した可能性があるとみて、下流域まで範囲を広げて捜索しているが発見には至っていない。 【写真】温泉施設と川の位置のイメージ図 28日午前、施設付近から10キロほど下流の、海につながる河口周辺。警察や消防あわせて約40人の体制で、川辺の茂みなどを念入りに確認していた。27日には、消波ブロックの隙間を捜索する姿も見られた。 これまでの捜索では警察犬も投入されたが、有力な手がかりは見つからなかったという。 霧島署などによると、行方不明になっているのは、家族で家族湯(貸し切り風呂)に来ていた熊本県八代市の保育園児、田中嶺臣(れお)ちゃん(5)。 21日、露天風呂付きの内湯に家族で入り、午後3時すぎに両親らが先に脱衣所にあがって少し目を離した間に、姿が見えなくなったという。両親から連絡を受けた施設の従業員が110番通報した。 ■窓から川までは8メートル以上 内湯には湯船より少し高い位置に窓があり、警察官が到着した時には開いた状態だったという。 窓の先には天降川が流れている。施設関係者によると、窓から外の敷地までは高さ約1.5メートル。川までは木々が生い茂る緑地帯と護岸を合わせて8メートル以上の距離がある。 営業開始から10年以上経つが、利用者が川に転落するトラブルはこれまでにないという。嶺臣ちゃんは弟を含めた家族4人で訪れていたといい、連絡を受けた当初は川の反対側にある駐車場や施設内を探したという。 市内で別の温泉施設を営む男性によると、この地域は天降川の景観を売りに、湯船が川に面した施設が多くあるという。 男性は「どうか男児が生きて、無事に見つかってほしい」と話した。朝日新聞社Yahoo!Japanニュース: https://news.yahoo.co.jp/pickup/6585993